緑色で生産性アップ!
2019.05.22
※弊社がこれまでにお会いした6,000を超える会計事務所の“共通する成功要因”を少しずつご紹介していくコラムです。
今回は、緑色の効果について紹介したいと思います。
先日私が伺った事務所は、緑色を基調とした内装になっていました。カーペットは薄い緑色で、椅子の背もたれにも緑色が散りばめられており、玄関から執務室まで観葉植物がいくつも置かれていました。この事務所の所長先生は緑色が好きなのですが、それだけではなく、緑色にはプラスの効果があると言われています。
「緑色は目にいい」とご存知の方は多いと思います。これは、緑色には疲れた目を休ませる効果があり、ストレスや精神的な疲労も軽減するそうです。このような、緑色に触れることで起こる認知行動の効果を“緑の効果”などと呼びます。
さて、緑に関して合わせて知っておきたいのが“バイオフィリア効果”です。
“バイオフィリア効果”は、青々と茂る自然環境の中ではストレスが軽減され、認知力や体力の回復が期待できるというものです。また、同時に集中力も向上する効果があるそうです。ここでの自然環境は、本物の自然でなくても写真などの自然界の風景、室内の観葉植物なども効果が期待できます。
しかし、この効果は、自然環境に触れる程度が多いほど強く観葉植物を1つ置いただけではあまり効果が期待できません。事務所のいろいろな場所に観葉植物があったり、自然が感じられるものが配置されていると良いでしょう。
会計事務所の業務は、細かい数字や文字を見ながら、顧問先へも心を配りつつ行う業務が多いものです。
今回紹介した“緑の効果”と“バイオフィリア効果”を使って、精神的な疲労回復と集中力アップを図ることができれば、生産性の高い事務所環境になるのではないでしょうか。