CASE STUDY事例&成功のヒント

事例から学ぶ成功法則

新設法人向けの営業での失敗談

神奈川県横浜市

先輩税理士 O税理士

DMで失敗を経験しました。

開業して間もない頃、ある業者から、新設法人のリストを売り込まれ、「数を打てば当たるかな」と簡単に考えて、購入しました。ネットでDMの作り方ノウハウを調べて、なんとか自前でDMを作り、試しに300部作って郵送してみました。「試しに300部」とはいえ、時間と労力が想像以上にかかり(実は途中でやめようと思いましたが、リスト購入費用が勿体ないので、我慢してなんとか300部までやったのが実態)、コストもそこそこ掛かりました。

DMの反応を楽しみに待ちましたが、たったの1件も反応がありませんでした。後で本を読んで知ったのですが、一般的な郵送DMの反応率は0.1%ぐらいなのだそうで、1件の反応をもらうために1000件は郵送しなくてはならないなんて、こんな非生産的なことはやってられないと思い、1回きりでやめました。

また、これも後から知ったことなのですが、私と同じように新設法人リストを購入してDMを送っている税理士は、かなり沢山いるようです。「開業当時、税理士からのDMが次々に届いた。10通以上は来たと思う。ほとんどのDMは、封も切らずにそのままごみ箱に捨てていた。」と、異業種交流会で仲良くなった東京の某企業の経営者から聞いて愕然としたのを覚えています。