立場、役割が人を育てる
2021.10.08
「立場や役割が人を育てる」という言葉はおそらく見聞きしたことがあるでしょう。
リーダーはリーダーらしく
課長は課長らしく
社長は社長らしく
それぞれ違う目線、視座から物事を見ています。
会計担当者が月次や決算の際に相対するのは経営者です。
相手が経営者なのに、担当者が一スタッフの視座のままで良いのでしょうか。
そこで思い切って、会計担当者が所長先生(経営者)の目線で一緒に事務所の経営を検討する機会を作るのはどうでしょうか。
アシスタントの方も、並列ではなくチームリーダーを置いて、業務全体を俯瞰する立場を置いてみるなど役割を与えてみましょう。
その他にもIT担当や身近なところでは掃除担当なども良いでしょう。
新しい役割により、違った視点での意識が芽生えて新鮮な気持ちで仕事に取り掛かれます。そこには創意工夫も生まれてきます。
逆にどんどん権限移譲することで、所長先生は新規開拓や経営方針の策定など注力したいことに集中できるようになります。
なんでもかんでも所長先生が抱え込む必要はありません。思い切って役割を与えて任せていきましょう。