事務所旅行の意味
2020.06.26
ある事務所にお邪魔した時の事。
応接の壁に、楽しそうな旅行の写真が飾ってありました。
聞いてみると事務所旅行(社員旅行)の写真で、毎年7月の週末に1泊2日、
全員強制参加だそうです。
「せっかく長い時間一緒に働いているわけで、どうせなら仕事以外にもお互
いに成長できるような、家族のような関係になって欲しい。その具体的な取
り組みの1つが事務所旅行なんだよ。」とお聞きすることができました。
そしてこの思いは、採用面接時に求職者にも明確にお伝えしていらっしゃる
との事。中には、家庭環境などもありどうしても参加しないとダメか聞いて
くる人もいるそうですが、年間52週のうちの1回の週末の調整ができない
のは調整能力不足、または先生や事務所の理念についてこれない、その事務
所には合わない人なのでお断りしているそうです。
事務所旅行を実施している事務所は以前より減った気もしますし、実施して
いるとしても希望者のみと聞くことも多くなりました。
ただ、そこに先生の思いやこだわりを乗せ、ちゃんと理解してもらうまで説
明して文化にすることで、その価値はとても大きくなることを教えていただ
きました。
これは何も、事務所旅行に限ったことではありません。
事務所の目標や日々の業務にも、意味を持たせ、理解してもらうことで、何
気ないことが大きな価値に繋がったりもします。
例えば、
・「今年は10件獲得する」→何故10件獲得するのか、10件獲得したら
どうなるのか、また獲得できないとどうなるのか。
・「入力マニュアルを作る」→何を目的にマニュアルを作るのか、それで何
が変わるのか
単に号令・指示だけに比べ、大きな変化があるはずです。
チャレンジしてみてはいかがでしょうか?
最後までお読みいただき、ありがとうございました!