プレゼンがうまくなるエレベーターピッチ
2020.01.16
「人前で話すことやプレゼンは得意ですか?」
と聞かれ、自信をもってはいと言える人は少ないのではないでしょうか。
特に話す機会が無いと、人に物事を伝える技術を向上させるのはなかなか難しいものです。
ある事務所では、朝礼で「30秒スピーチ」を取り入れているそうです。
30秒間でのスピーチは、「エレベーターピッチ」と言ってシリコンバレーの起業家が広めたプレゼン方法です。
エレベーターの中で投資家と出会った起業家が、限られた時間で効率よく自分やサービスをアピールする方法としてこの名前がつきました。
30秒間で言いたいことを伝えるにはコツがいります。
1つのテーマに沿って話をまとめると、だいたい30秒で収まりますが、
余計な情報が入ると途端に30秒をオーバーしてしまいます。
文字に起こすと、約250文字ほどです。
はじめはうまくいかなくても、
・結論をはじめに話す
・結論が導き出される理由を1~2点説明する
ことに気を付けると、だんだんと上手になっていくそうです。
このプレゼン方法を練習していくと、普段の顧客対応や上司への報告も、
端的に伝えられるようになります。
たくさんの情報を交えて冗長的に話すより、短いセンテンスで話した方が、
聞き手もとらえるポイントがわかりやすく、大事なことが頭に残りやすいですね。
朝礼でエレベーターピッチの訓練をすることで、人前で話すことに苦手意識を持っていた職員も、話すことに慣れて人前で話す自信もついてきたそうです。
1週間に1つテーマを決めて、毎日数人ずつの持ち回りでエレベーターピッチの訓練をしてみてはいかがでしょうか?
要点をまとめて人に伝える能力が、きっと向上するはずです。