いずれ起こるだろうと言われていたことが新型コロナウィルスによって、
実現が一気に早まるという事象が起きてきています。
税理士業界におけるテレワーク普及もその１つだと思います。
日税連が外出自粛要請とともに、テレワークの指針を明確にしたことで、
一気にテレワークが始まりました。
緊急事態宣言が解除されても、コロナウィルスが消えたわけではないので、
テレワークという働き方も引き続き上手に活用して、コロナとは共生しながら、
経済活動の成果を上げていく必要があり、そんな環境適応ができる企業や人が
活躍する時代になったように思います。
テレワークという働き方を味方につけられた税理士と、そうでない税理士では
おそらく今後の展開と成果で大きな差を生む気がしています。
某税理士が言っていました。セミナー講師をするために、事務所を出発して
電車に乗って会場に着き、講演をおこなって戻ってくると、半日はかかる。
今は家からZoomを使って講演しているので、かかる時間は3分の1になったと。
テレワークは移動時間を無くし、生産性を高めます。
移動時間が無くなるということは、場所の制約が無くなるという意味でもあります。
「マーケットからの求め」さえあれば、場所に関係なく全国に向けて、世界に向けて
ビジネスが行えるわけです。
どんな人から、どんな求めが欲しいのか？をこの機会にじっくり考えて、
必要な知識やスキルを購入するなどのアクションを起こす機会かもしれません。