CASE STUDY事例&成功のヒント

事例から学ぶ成功法則

「事務所」をどう考えるか

新型コロナウィルスの影響でテレワークが進み、

オフィス縮小や都心から郊外移転を進める大企業のニュースを見ることもあります。

 

今回は、働く場所としての「事務所」について、実際に会計事務所様であった事例の中からご紹介です。

 

■事務所?スタバ?

美容室かスターバックスか・・・という雰囲気の事務所さんがありました。

多くの会計事務所様とは全く違うため、何故そうしたのか聞いてみると、

「自分もスタバが大好き。コーヒーも美味しいけど、雰囲気が好き。

事務所よりもスタバで仕事したい。なら、事務所をスタバにしたら・・・」とのこと。

「くつろげる空間」を最優先にした結果、職員様も満足。

お客様に来てもらいたいと来店型へシフトするという流れに。

同時に、若手の採用にも効果を発揮しているそうです。

 

■6年ごとにお引越し

ある先生は「6年ごとに引っ越す」ことを決めていらっしゃいました。

その先生曰く、目的・効果は次の4つ。

・次の移転に向けて、より良いところに移転することを目標にして頑張れる

・スタッフのモチベーション、気分転換

・大掃除、断捨離がそのタイミングでできる

・次の移転を決めているので、身の丈に合った事務所選びができる

6年というと少し長い気もしますが、物件探しは1年前から

スタートのため実質5年後には引っ越し準備スタートです。

中期計画として丁度いい期間だとおっしゃっていました。

 

 

上の2つの事例で共通点は、どんな事務所にしたいのか、

どんな職員・顧問先と仕事がしたいのかをイメージしている事。

そして事務所をコストではなく「投資」として考えている事です。

 

限られた予算の中で、全て思い通りに・・・とはいかないかもしれません。

しかしテレワークなど働き方が大きく変化している今だからこそ、

「事務所の価値」を再度考えてみると良いかもしれません。